年の終わりや、年の初めに、誰もが口にすることがある。
「一年を振り返ると・・・」
「あっと言う間の一年で、時が経つのは早い」
「今年一年の目標は・・・」
等々、人それぞれ年末年始は時間を意識する機会が
多いのかもしれない。
今年の私は、時間に関することの中でも、
手帳の活用に目がいった様に想う。
手帳を十一月より前に購入している人。
購入していても新年版に移行が進んでいない人。
一月の中旬でもまだ購入していない人。
手帳ではなくメモの人。
人と会う約束を携帯にインプットする人。
さらに、手帳の活用方法に至ると、実に様々であり興味深い。
単に訪問予定だけを書いた「スケジュール管理」が主な目的の人。
人とのアポイントだけでなく、何をやるか(To Do List)という
「行動管理」を大切にしている人。
年間目標や達成したい数値の進捗度合いも含めた
「(仕事の)目標管理」として活用している人。
仕事のスケジュールばかりではなく、
アフターファイブや土曜・日曜に家族との夢の実現や、
趣味や仕事外のプライベートについての記載も盛り込んだ
「人生管理(トータルライフマネジメント)」を展開する人。
人生色々、そして手帳の活用スタイルも色々だ。
これまで私は様々な手帳に触れ、
その持ち主の方とも時間をテーマに会話させていただく中で、
色々な気付きがあった。
それは、
『手帳は、(その人の時間に対する)主張(を如実に現すもの)だ!』
ということだ。
時間に対するその人の考え方や取り組み姿勢は、
ものの見事に手帳に現れていると感じたのである。
逆に言えば、手帳の活用方法に違いを生み出せば、
その人の時間に対する姿勢が自然と変わってしまう感覚が
迫ってきたのだ。
手帳や時間に関する意識が高まった中で、
ある経営者の会合に参加した。
その中でちょうどタイムマネジメント(時間管理)がテーマになった。
「事務所に居ると、どうしても部下やお客様からの電話や
確認・報告が頻繁に入って仕事にならない。
緊急を要する業務に引っ張られ、
本来リーダーとして取り組む長期的な視点にたった
創造的かつ重要度の高い仕事が
先延ばしになってしまっている」
という意見だった。
その後の討議の中で出てきた対策としては、
1.天引きスタイルの導入(最初からこの時 間はないものとして、
先に確保し他のスケジュールが入らない様ブロックしておく、
時間ができたらやるのではなく、そのことしか
やらない時間を設ける)
2.優先順位に基づく行動(重要度と緊急 度の確認、重要度の
基準の明確化と順位づけ、重要度の高いものから
取り組む癖付け)
3.多くを望まず、重点3つの実行(あれもこれもでなく、
最小限に絞込みそれが小さなことでもやり切る癖をつける、
達成感も味わえ、次への意欲も湧き上がる)
4.人の育成と権限委譲(とにかく任せてみる リーダーの十歩より、
メンバーの一歩づつ)
今回、時間、特に手帳を見つめ直す中で、
明確になってきたものは、意外にも人生というものであった。
手帳という部分を深く味わう中で、
逆に時間を何に使うか!
全体を表す人生そのものをどう生きるか!
という奥深いテーマが迫って来た様に想う。
時間の効率化を図ることも大切だが、
効率化して生み出されてきた時間で何をやるのか、
どう生きるのかという点はさらに大切な視点であるのは
間違いがない。
例えて言えば、富士山にいかに早く効率的に登ったとしても、
富士山が自分の登りたい山でなければ
全く無意味なものになってしまうのと同じだ。
これからも単に仕事という枠組みだけでなく、人生という枠組み、
具体的に言えば、ファイブリッチ(5つの豊かさ:健康、こころ、
お金、時間、人間関係)を高める視点を持ち続けて、
日々の人生を歩んでいくことを誓った年始であった。
そして、
「その人の時間の使い方は、その人の人生の使い方そのものだ」
ということを、心に刻み込んだ元旦であった。
あなたご自身は何を感じ、何に取り組んでおられますか?
「スケジュール管理・行動管理・目標管理・人生管理(トータルライフマネジメント)」
「手帳は、(時間に対する)主張だ!」
「天引きスタイルの導入・優先順位に基づく行動・多くを望まず、重点3つの実行・人の育成と権限委譲」
「効率化して生み出されてきた時間で何をやるのか、どう生きるのかがさらに大切」
「ファイブリッチ:5つの豊かさ:健康、こころ、お金、時間、人間関係」
1) あなたの時間の使い方は、何に如実に現れて いるでしょうか?
2) あなたは効率化した時間で、どのような時間を過ごし、どのような人生を送ると考えておられますか?
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