実録、経営者・リーダーが最も影響を受けた言葉
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 第7回 (2006/5/25発行)

 「自分が今死んだら・・・」

株式会社 シャノン 代表取締役 中村健一郎 氏 (28歳)


 1 <人生と事業が大きく動く前の状況>

 今の会社を設立したのは、大学4年の時なのです。ただ、最近の学生ベンチャーのように、若い時から起業に興味があったわけではありません。自分自身にある想いが高まり、結果的に起業につながったという形です。

 事業を始める前までは、若さゆえに人生に対する期待と絶望が入り混じり、ある意味とても不安定な精神状態にありました。実は、自殺をも考えた時もあった位なのです。

 2 <経営者・リーダーとして、こころにしみたあの言葉>

 そのような時、偶然出会った本の一節に、「自分が今死んだらどうなる?」という突拍子もない問い掛けを見つけたのです。

 この問いに端を発して、「自分は何のために生きるのか」という根源的なものを見つめる機会を得たのです。

 当初、「自分が死ねば、母が悲しむよな」という想いだけだったのが、「この最低限誰もが受けることのできる親の愛情ですら受けられない子供達がいる。そんな境遇の子供達100人に、何かできる大人になろう(恵まれない子供達への100億円基金を設立。)」と決心した訳です。

 3 <人生・事業で何がシフト(転換)したか>

 こころが定まった(何のために・いつまでに・どのように等)時、自分の行動は大きく変わっていきました。青年海外協力隊という選択肢もありましたが、自分にしかできないことで貢献したいという想いが大きく膨らんだのです。そこからはトントン拍子で起業に至りました。

 創業前後、ともすれば不安や重圧にさいなまれることのあった私に、事業家の先輩方々からの「ものの見方・考え方は正しいから、大丈夫!思いっきりやれ!」という言葉に後押しされながら、わずか6年で、社員22名の体制にまでこれたことに感謝の念で一杯です。

 創業の原点である「自分を愛し、他人を愛すること、幸せを与えることのできる人間になる」ということが明確になった時、本当の人生や事業が動き始めたということを今実感しております。

 4 <水野が直接お聴きして感じたこと>

「こころを定める」ために、

1)自分が死ぬ時のイメージをもつ

2)自分が人生でやり遂げたい原点を見つめる

3)先人・先輩に教えを乞うことが大切である

ことを実感する素晴らしいご体験談でありました。

 

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