事業を先代から継承した当時、私は経営というものをテクニックやスキル重視で見ていたのかもしれません。
様々なビジネス書を読み、講演会に出かけ、貪欲に自社に取り入れていました。その事自体決して悪いことではなかったのですが、今想えば「実学」として私自身の身体に染み込んでいなかったように想います。
一言で言えば、現場で学んだことを私自身が率先垂範するという「実行力」が弱かったように反省の念が湧き上がってきます。
| 2 <経営者・リーダーとして、こころにしみたあの言葉> |
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そういう中、経営の知識やノウハウの提供ではなく、経営者としての意識革新を促す会に参加した時でした。
「変える」と「変わる」は何が違うか?
経営者になったら「何を語るかではない、誰が語るか」という言葉は重い!
等々の言葉に出会いました。これまでと異なり頭ではなく、こころに響くものがあったのです。
1)リーダー自らがまず変わることの気付き
2)意外にも簡単に「人は変わる!」ことができるという実感
3)変わるためには、頭で考えているのではなく、一歩踏み出す勇気と、日常
簡単な行動に違いを生み出す大切さ等。
この時以来、私自身のものの見方が変わり、行動に変化が現れました。
1)笑顔を実践し、相手に気持ちよく受け入れてもらう
2)感情的にならず、相手の話をじっくり聴く
3)部下は自分の姿勢・行動をつぶさに見ている――約束を着実に1つづつ守ること等。
こうした積み上げの結果以前とは格段に違うレベルで実践できるようになれたと感じます。
余談ですが、趣味のゴルフでも変化が現れました。これまであるホールでスコアを崩すと、そこからはズルズルと沈んでいました。
自分に変化が生まれた後は、途中崩れかかっても気持ちを切り変えて持ちこたえることができ、ついに優勝するというおまけまでついた時には体内の大きな変化を実感したものでした。
「変わる」ために、
1)矢印は他人ではなく自分に向ける(原因自分論)
2)自信がない・難しい・やったことがないという感情を受け止め
つつも、いや「簡単」だという視点から取り組む
3)少しの勇気を持ちつづけ、何気ない行動を変える
ことが大切であることを実感する素晴らしいご体験談であった。
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