実録、経営者・リーダーが最も影響を受けた言葉
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 第14回 (2006/12/25発行)

 「なに、くそっ! そして、ありがとう!」 

                     株式会社 ファミリー工房代表取締役
                     古藤晃英氏 (31歳 建築リフォーム、介護ビジネス)


 1 <人生と事業が大きく動く前の状況>

10代の半ばから、実に様々なアルバイトを体験してきました。

有り難いことに勤務先の店長や経営者に気に入っていただき、若いけれども組織のリーダー的な役割を担わせてもらえる場面が多かったように想います。

さらに、17歳でベンチャー的な取り組みを立ち上げ、今でいうイベント企画やパーティー開催をとり仕切り、数千人の人々が集まる会を何度となく実現させ、“若くてもやればできるのだ”と我ながら驚くことが数多くありました。

    
今、振り返ると若い頃は、事業をしていた父親への反発があったようです。

 

事業家として大きな成果をあげている親父に、一人の男として何かしら負けたくなかったのでしょう。

この負けん気というものが自分を支えてきたのは間違いありません。

 2 <経営者・リーダーとして、こころにしみたあの言葉>

しかし、親父に負けるものか「なに、くそっ!」と励む中で、大きな成果を生み出しつつあった自分にいつしか過信が生まれていました。

若くして周りの人からの賞賛や、マスコミにとり上げられる中で、ある種のおごりが芽生えていたのかもしれません。

 

そんな私に転機が訪れました。

 

「自分は一人で生きているのではない! 両親や周りの友達をはじめ多くの人に支えてもらっているから大きな成果を出せるのだ!」と気付いた時、想いあがり得意満面の自分が自信と共に謙虚さを併せもてる様になった瞬間でした。

 3 <人生・事業で何がシフト(転換)したか>

この時を境にして、人に初めてこころの底から頭をさげることの大切さを知りました。

言う事を聞かず、心配をかけ続けた両親や、周りの友達にも、一人ひとりに、「これまで、ありがとう!」と伝えに行きました。

これまで使い過ぎていた自信という右手に加え、謙虚さという左手を添えた行動になりました。

あのまま走っていたら、きっと自信過剰で裸の王様になっていたことでしょう。

 

周りの人を深く傷つけていたかもしれません。

 

今、ゆったりした気持ちではあるが燃えたぎる想い(従来は何かに追われている様であせっていた)と共に、お陰さまで数多くの人々と本当の信頼関係を育めるようになってきました。

 4 <水野が直接お聴きして感じたこと>

己を鼓舞し、駆り立てる「原動力」を育むために、

 1)「なに、くそっ!」でさらに上を目指す

 2)人を認め感謝する「ありがとう!」

 3)自信と謙虚さのバランス

 4)人と比べず、自分の過去と比べることの大切さ

を実感する素晴らしいご体験談であった。


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