実録、経営者・リーダーが最も影響を受けた言葉
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 第26回 (2008/2/25発行)

 「経営(仕事)って、辛いもの? 楽しいもの?」 (後半)

 伊豆山建設有限会社 代表取締役 伊豆山 幸男 氏 (44歳、住宅建設業)


 1 <人生と事業が大きく動く前の状況>

 

父親から急遽(きょ)引き継いだ事業。

生きていくため、食べていくため、必死になって仕事と格闘する毎日。

わき目もふらずに、ただ、ただ、頑張っていた感じがします。

 

その様な中、前回ご紹介した経営者との対話の中から、

2つ目の心にしみいる言葉と出会えたのです。

 

 2 <経営者・リーダーとして、こころにしみたあの言葉>

 

それは、

  「経営って、辛いもの?楽しいもの?」

といった問い掛けでした。

自分を見つめ直す中で、楽しくやって来ていなかった自分の姿が

ありありと迫ってきたのです。

 

ここに至るまでにも、その方からは様々な投げ掛けがありました。

 

1)プロとアマチュアの違いは何か?

  スポーツの世界を見ても、一流と言われるプロは間違いなく

  プレッシャーを楽しんでいる

 

2)『頑張る』という漢字は、頑固・頑強・頑丈の頑であり硬い感じ。

  木に例えて言えば、松のイメージ。松は台風で折れるが、

  柳は折れない。

 

3)うつ傾向等メンタルが弱っている方に最も言ってはいけない言葉

  −−それは『頑張れ!』の一言

  叱咤激励が効果的な人もいるが、それが効果的でない人や

  状況もある

 

4)頑張らなくとも、自然と張り切ってしまえる場創り、自分創りが大切

 

等々

 

 3 <人生・事業で何がシフト(転換)したか>

 

「自分が気付いている様で意外と気付いていない価値観を見直す時、

自分が大きく転換する」ことを実感した私。

それ以降、

  「自分の軸、仕事の軸は何か?

   自分がこころのよりどころにするのは何か?」

という自問自答が続きました。

そしてパッと視界が開けた時、

これまでの

  「自分優先が当たり前」から、「お客様優先が当たり前

への転換を自然と迎えていたのです。

お客様の喜びが、私の喜び

住宅を通してお客様の人生が輝くことが、私の笑顔の輝き。

これ以降お客様の、家の設計・施工に責任をもつだけでなく、

(おこがましいのですが)お客様の人生や生活全体の設計・施工に

責任をもつという幅の広い姿勢に転換することができました。

 

お陰で仕事を通じて私の人生も輝き出し、

毎日が楽しく自然と笑顔が増えるようになっていきました。

もちろん事業も順調で感謝の日々を送らせていただいております。

 

 4 <水野が直接お聴きして感じたこと>

 

「楽しめる」ために、

  1)頑張らない

  2)自己の価値観に気付く

  3)相手の真の笑顔が増えることが大切である

ことを実感する素晴らしいご体験談であった。

 


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